三浦E邸 海に向かって広がるガレージハウス

大自然が広がるニュージーランドの牧場に住んでいた事があるというEさん。家を建てる時には、開放感を感じられる広々とした家にしたいと常々考えていました。
そんな思いをもって、土地探しをしていた時に出会ったのが、海が目の前に広がる、まさに開放感に溢れたこの三崎の土地。
「海に向かってパノラマに広がる景色を目いっぱい生かす」ことをコンセプトに家づくりがはじまりました。
外観は、直線的でシンプルなデザイン。道路側から見える窓の数も最小限に抑え、シャープな印象に仕上げました。更に1階部分をレッドシダーの板張りにすることによってナチュラルな雰囲気も出しています。
1階の半分を占めているのは、大きな車が悠々と止められるガレージスペース。ガレージから中庭、そしてその先に広がる海まで、景色が一直線に抜ける感じを心地よく演出。ガレージと中庭はお客さんを招いてのパーティースペースとしても活用できます。
2階のリビングに上がると、目に飛び込んでくるのが、一面の海。家と海の間には、道路が一本通っているのですが、リビングからは、その道路が見えないように設計。結果、リビングが海に浮かんでいるかのような、不思議な開放感が生まれました。
室内に使われているのはもちろん自然素材。チェリーの床や珪藻土の壁などによってつくられたナチュラルな空間は、海辺の爽やかなイメージをそのまま室内でも実現しました。
天井は海側に向かって低くなるように勾配がつけられていて、その先には大きな窓、そしてその向こう側には大きなウッドデッキを設置、リビングで寛いでいる時はもちろん、キッチンで料理をしている時も、海まで広がる景色を堪能できるような間取りにしました。
ウッドデッキには、オープンジャグジーが備え付けられています。城ケ島の夜景を見ながら、ライトアップされたジャグジーに入るのが至福のひと時です、と話すEさん。
海が目の前というロケーションを最大限生かした、オープンで開放感のあるガレージハウスになりました。

施主様からの要望

・海の目の前というロケーションを生かした家

コンセプト

・海に向かって広がるガレージハウス

設計のポイント

・海まで景色が抜けているガレージハウスにして、人がガレージにいる時にも、海を感じられるような設計をしました。
・リビングの窓からは、道路が見えずに直接海が見えるように設計するなど、開放感を出すような工夫をしました。