逗子K邸 ライブ感で作り上げたおもてなしの家

友達が多く、いつもたくさんの人たちで家が賑わっているK邸。人をもてなすことが大好きなご夫妻。家づくりのメインコンセプトは、「人をもてなすための家」。
その中心となるのは、たくさんの人が集まるLDK。カフェを運営している奥様が作った料理を振る舞えるように、ダイニングをLDKの中心に配置しました。更にダイニングとひとつづきになっているウッドデッキは、もちろんアウトドアリビングとしても使えます。家族構成は4人なのに、椅子の数が10脚もあるのは、来訪者がとても多いから。
人が集まった時に一番活躍するのはもちろんキッチン。みんなで料理が作れるように、キッチンは大きめに。この家に来た子供たちが自然と料理をお手伝いしたくなるという、そんな使いやすくて素敵なキッチンになりました。デザインや使い勝手は一番のこだわりがつまった場所。お気に入りのタイルをキッチンの壁面にKさん自身で貼ったり、棚のデザインや収納にもこだわりました。
人をもてなす、という意味では玄関の土間スペースもおもてなしの心に溢れています。海遊びから帰ってきてそのままウェットスーツを脱ぐことができたり、アウトドアグッズが収納出来たりと実用的にも使いやすい土間スペースですが、玄関ホールのもう一つの顔が音楽を楽しむ場所。小さなDJブースとCDの収納場所になっていて、人が来た時には、そこは小さなラウンジのような場所に早変わり。音楽を聴きながらみんなでお酒を酌み交わしリラックスできる空間になりました。家の外観デザインはシンプルでシックな紺色を基調としたものに。ついつい紺色の洋服を選んでしまうというぐらい紺が好きなKさんらしい選択です。
Kさん夫妻がsolasioを選んだのは、デザイン性はもちろん、自然素材をうまく使いこなせているというという部分が大きかったよう。自然素材をただ使えばいいという訳ではなく、全体の質感を高める為、そして家を長持ちさせるために適材適所で自然素材をうまく活用しました。
Kさんが家づくりをしていく中で強く感じたのが、ライブ感。打ち合わせをしていく中で、Kさんの想像を超えてどんどん変化していく家のプランにそう感じて頂けたようで、それは家が建ちはじめてからも同様。途中でより良い発想や工夫が思い浮かべば、可能な限り実現していく、そんな家づくりの醍醐味をKさんは感じて頂けたようです。沢山の人が訪れて、その人たちが心地よく過ごせる、そんな家になりました。

施主様からの要望

・人をもてなす家
・自然素材の家

コンセプト

・ライブ感で作り上げたおもてなしの家

設計のポイント

・人がたくさん来るのでキッチンは大人数でも使いやすいように。来てくれた人がリラックスできる空間を大切にしました
・自然素材は、全体の質感を高める事はもちろん、長持ちする家をつくるために適材適所で使いました