ソラシオとの出会いはとても古く、6年程前に鵠沼で開催した完成現場見学会。その時に見た作り付けの家具、そしてナチュラルな家の雰囲気が気に入って、ソラシオで家を建てる事を決めていたWさん夫妻。
家をつくるにあたってのWさんの希望は「明るくて家族が楽しく暮らせる家にしたい」という事。光をうまく家の中に取り込み、随所にWさんのこだわりを詰め込んだ家になりました。
家の顔であるリビングに入ってまず感じるのはもちろんその明るさ。たっぷりの光を取り込むためにいくつも設けられたハイサイドライトからもれてくるその陽光のおかげで、取材に行った11月でもぽっかぽか。
他にもリビングを演出するのが、壁や床の素材の色。パインの床材を敷き詰め、そして壁には白い珪藻土を使うなど、取り込んだ光を無駄にしない工夫を随所に凝らしました。リビングの空間をひと際引き締めているのが、バーモントキャスティング社製の薪ストーブ。販売店でその魅力にはまり「これを我が家にも入れよう!」と決めたWさん。ただの暖房器具としての機能だけではなく、ピザや焼き芋などの料理ができたり、ほのおのゆらめきを見ているだけで心が落ち着いたりと、プラスアルファを愉しんでいます。家のちょうど真ん中にあるという、この薪ストーブ。この家の象徴であるかのような存在感です。
また、作り付けの収納家具のおかげで、空間を無駄にせず、収納スペースもたっぷり。物が多い割りにすっきりとしたリビングになりました。
動線や普段の動きまで計算してつくられた収納家具はとても使い勝手の良いものになっています。
江の島の花火大会が見られるようにとつくられた屋上のスカイバルコニー。そこに上がる途中にあるのが、それはなんと!露天風呂。奥様が周りの人たちの反対を押し切って(笑)作り上げたこだわりの空間は、実際にお風呂に入ってみると、とても贅沢な時間と空間。星空を眺めながらのバスタイムは、まさに幸せな家族の物語の1ページ。
薪ストーブに露天風呂にスカイバルコニー、そして明るいリビングと合わせて、人生を愉しむ為の家になりました。
施主様からの要望
・明るい家
・愉しみが詰まった家
コンセプト
暖かな光がまぶしい、薪ストーブのある家
設計のポイント
・光を取り込む工夫と合わせて、室内の素材に明るい色のものを使い、取り込んだ光を最大限生かしました。
・薪ストーブ、露天風呂、スカイバルコニーなど、人生を豊かに彩るアイテムを取り入れました。