藤沢I邸 木のぬくもりにつつまれる、高級リゾート

仕事で多忙な日々を送っていたIさん、生まれ育った湘南で海を感じながらゆったりとした時間を過ごせるような家を建てたいとの思いから、湘南での家づくりがはじまりました。
ちょっと長い休みがとれると家族でリゾート地に行くのが愉しみというIさんの家造りのテーマは「リゾートホテル」。そんな家をつくってくれる工務店を探していた時に出会ったsolasioの施工例を見るとIさんのイメージとピッタリ。solasioとの家づくりがはじまりました。まず悩んだのは、建築する土地のロケーション。当初は海側の平坦な場所に見出そうとしましたが、なかなか大きなものが見つからず、土地の候補地の範囲を広げた所、この片瀬山の広々とした土地に出会うことができました。
広々とした土地のおかげで庭は大きく、そして建物のファサードは湘南らしく爽やかなデザインになりました。外観はバルコニーの格子状の木部と大きな窓がポイントになっています。
正面の右側には大きなインナーガレージ。車を停めるだけの用途でなく、湘南に引っ越してきたらはじめようと思っていたというマリンスポーツのギアやアウトドアグッズを収納したり、趣味のDIYを愉しめる秘密基地のような役割も担っています。
家の中に入ると、大きな土間スペースに生活感のあるリビング空間が見えないようにと目線を遮る仕切り壁を設置。その下部には、収納ボックスと靴を履く場所を兼ねた椅子を製作しました。
土間スペースを抜けるとすぐに広がるLDK。吹き抜けや大きな窓のおかげで、開放感に溢れた空間になっています。そこでまず目を引くのは、Iさんが「憧れだった」というブラックウォールナットの一枚板を使ったキッチン。迫力のある一枚板は、solasioの今までの施工例を見て気に入られたもの。奥様が心配されたメンテナンスも使ってみると意外と簡単だという事がわかりました。
パントリースペースや作り付けの収納などを充実させて、生活感を無くすような工夫も随所に。
オープンなLDKの奥に作られているのがカウンタースペース。こちらは、夫妻や子供たちが勉強やパソコンなどをするための場所。キッチンに立っていても、リビングにいてもいつでも子供たちの様子を感じられるようにと、そんな思いを込めました。リビングは、ゆったりとしたソファに座って大きな窓から広々とした庭の景色を愉しむことができるように。また大きなスクリーンで映画を楽しめるようにとホームシアターも設けました。
将来はこの大きな庭で花を育てたいというIさん。可愛らしい花が綺麗に咲いた時に再度訪問するのが愉しみです。
リビングの大きな窓は、景色だけでなく、風や光も家の中に取り込みます。夏でも快適に過ごせるようにと風の通り道を計算しました。高級感のあるブラックウォールナットのフローリングは、開放感に溢れていながらも落ち着いた雰囲気のリビングの実現に一役買っています。
階段を上がった2階は、寝室や子供部屋などのプライベートスペース。ここで目を引くのは、屋根の下部を利用したバルコニースペース。床と天井部分にレッドシダーを貼ることでリゾート感を感じさせ、木の格子で外部からの目線を程よく遮断することでプライバシーも確保されたこの場所は、もう一つのリビングの様です。
湘南らしい、ゆったりした生活を目指してこの場所に引っ越してきたIさん。これからこの家を中心に理想の湘南ライフがはじまります。

施主様からの要望

・リゾートを感じられる家
・木の温もり

コンセプト

・木の雰囲気に癒される、リゾートホテルのような家

設計のポイント

・ゆったりとした大きな土地に開放感のある家を建てることによってリゾート感を演出しました
・I様がお気に入りのブラックウォールナットの一枚板を存分に楽しむ空間にしました