藤沢I邸 景色が広がる漆喰と屋久島地杉のガレージハウス

お子様が生まれて手狭になった事で家を建てようと思ったIさん、シックハウスなどの化学物質に敏感だったIさんが辿りついた答えが「自然素材を使った家づくり」でした。
だから、もちろん、床材にはチェリーの無垢材を敷き、壁には珪藻土を塗りました。更に関東ではsolasioでしか使えない屋久島の地杉を構造材や1階の床材に用いたりと自然素材にこだわりました。
多趣味で生活を愉しむことを大切にしていたIさん。家づくりの過程でsolasioは、ライフスタイルをよく理解してくれたうえ、家づくりに関しての感覚を共有することができました。
多くの趣味の中でも特にアウトドアに凝っていたIさんが、どうしても欲しかったというのがインナーガレージ。海の近くなので車が錆びないようにすることはもちろんですが、趣味の道具の為の倉庫としても大活躍。以前に住んでいた家では、ひとつの部屋がまるまる趣味の道具で埋まっていましたが、今回出来上がったガレージには、サーフボードやアウトドアグッズなどが、整然と並べられています。
2階のLDKでひと際存在感をかもしているのがキッチン、奥様のお気に入りの場所です。ケヤキの一枚板を天板に用いsolasioの大工さんがオーダーメイドで作ってくれました。家族とのコミュニケーションをとりやすいようにアイランドタイプのものにし、また、キッチンの脇に設けられた大きな窓は、そこから見える景色までも家の中に取り込んで、開放感あふれる空間になりました。そんな、お気に入りのキッチンから、子供たちが遊んでいる姿を見るのが奥様の幸せな時間。
リビングのソファに座ると、開口部を大きく取った窓、そしてそこから続く大きなウッドデッキが目を引きます。リビングとウッドデッキがひとつづきの空間として機能しているので、実際の面積よりもとても広く感じられます。そして、ここでのもう一つの楽しみは、大画面での映画鑑賞。平らに塗った珪藻土の壁に映像を映して映画を見る時間は、お子様の一番のお気に入りの時間。
家の外観は、大きく張り出したウッドデッキがまず目を引きますが、漆喰の塗り壁というのも大きな特徴。雨の日の後、ウッドデッキからの色落ちが漆喰の壁に染み入るのですが、1週間ぐらいで綺麗に白い色に戻るのを目の当たりにして、自然の力にビックリしたそうです。
Iさんのガレージハウスは、広がる景色や趣味を生かした、家族の笑顔がたえない家になりました。

施主様からの要望

・自然素材を使った家
・趣味を愉しむ家

コンセプト

景色が広がる漆喰と屋久島地杉のガレージハウス

設計のポイント

・珪藻土や無垢の床はもちろん、構造材に屋久島の地杉を使用しました。
・インナーガレージは、車だけでなく、趣味のツールを収納できる空間にしました。