藤沢S邸 アジアンリゾートなくつろぎハウス

幼い頃から自分達の家を自らの手で作りたいとずっと思っていたSさん夫妻。
この家造りは、まさにその大きな夢の実現の舞台となりました。
バリやプーケットなどのアジアンリゾートな雰囲気にあこがれがあった奥様。家の雰囲気は、リゾートホテルにいるかのような心地よくリラックスできる空間になりました。
家の真ん中にはリビングと接した中庭があるため昼間のリビングには燦燦と太陽の光がふりそそぎ、夕方から夜にかけては、間接照明の柔らかな光が家中を包みます。そして、壁に塗られた沖縄珊瑚の漆喰の風合いもアジアンリゾートな雰囲気を盛り上げます。これからさらに家具を買い揃えていく予定とのことで、家具が入った時には、更にリラックスできる空間が出来上がること、間違いなさそうです。
そんなリゾート感溢れるリビング。当然、友達を呼んでみんなでバーベキュー、なんて事も楽しみのひとつ。 リビングから続くウッドデッキに腰を掛け、そして庭で仲間とワイワイと。そんな楽しげな光景が目に浮かびます。
リビング自体も広々と空間をとっているのですが、リビングとダイニングは中庭を通して空間としてのつながりを持たせ、さらに先ほどのウッドデッキとあわせてリビング・ダイニング・ウッドデッキとひとつの大きな大空間を作り出しています。だから、たくさんの人が遊びに来たときにも空間は広々。みんながゆったりとくつろぐことができます。

Sさん夫妻のもうひとつの大きな要望のひとつが開放感のあるお風呂。洗面所は、床に沖縄の琉球石灰岩が敷かれ、鏡の周りの木枠のフレームや、籐のバスケットなどの雰囲気とも相まって、そこはまるでリゾートにあるお風呂のよう。お風呂にはプライバシーを保ったまま、窓を開けて入ることができ、夜の星空を眺めながら入るお風呂は、また格別のリラックス感を与えてくれます。

車が趣味のご主人。大切な愛車は屋根のあるところにしまっておきたいとの思いから、屋根つきの駐車場が出来上がりました。誇らしげに停まっている自分の車を眺めるのは車好きにはたまらない時間です。

リビングから緑が見えるようにと、これから中庭にはシンボルツリーを植え、庭には一面に芝を張る予定。
これからさらに素敵な空間になっていくであろうS邸、今後がとっても楽しみです。

施主様からの要望

・光と風を取り込む中庭が欲しい
・開放感のあるお風呂。

コンセプト

アジアンリゾートなくつろぎハウス

設計のポイント

・中庭は、リビングとダイニングをつなげてひとつの大きな空間を作りました。
・窓を開けたままは入れるお風呂は、プライバシーと開放感を両立した設計になっています。